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【エンジンブレーキのデメリットを解説!!燃費は良くなる??】

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目次

エンジンブレーキとは

ブレーキ機能は、ブレーキペダルを踏んでブレーキ装置を作動させることで減速します!

それに対し、エンジンブレーキはエンジンの回転を利用して速度を落とします!

通常ブレーキとは違い、アクセルから足を離してエンジンの回転数を抑える(ガソリンの供給を止める)ことで減速するため

無駄なガソリン消費を抑えることができます!

エンジンブレーキの活用術

では、エンジンブレーキはどのような時に使用するのでしょう。

よくある利用時として、長い下り坂がありますね!

長い下り坂で普通のブレーキをずっと利かせていると、車輪の動きを抑制しているブレーキシステムが発熱し

ブレーキの利きが悪くなる「フェード現象」という現象が起きてしまいます!

そうなるとブレーキを踏んでいるはずなのに減速しなくなり、下り坂で大事故を引き起こす恐れがあるのです!

その点、エンジンブレーキは動力を抑制し減速するため、ブレーキの利きが悪くなることや利かなくなる恐れがないため

安全に減速することができます。

下り坂では普通のブレーキだけではなくエンジンブレーキも併せて使い、安全に下るようにしましょう!

通常のブレーキとエンジンブレーキで燃費は変わるのか

では、どの程度ガソリン消費が変わるのでしょう。

アクセルを緩めることで減速するエンジンブレーキは、減速時にもエンジン回転数が一定以上あるため

「フューエルカット(燃料カット)」という機能が作動します!

そのため、充分に余裕を持って減速する場合や坂道を下る場合は

エンジンブレーキを活用した方がガソリン消費を抑えられ、燃費が良くなります!

エンジンブレーキによる減速は車間距離などに余裕がある時に有効な手であって

緊急時や高速走行している場合は、きちんと普通のブレーキを踏み、安全を確保した方が良いですね!

状況で使い分けると良いでしょう!

エンジンブレーキのデメリット

基本的には、エンジンブレーキがエンジンの負担になるということはないので、気にせず使用して問題はありません!

ただ私は、日常的にエンジンブレーキを多用する運転は、同乗者にとって心理的なストレスになると考えています!

ATをDからSにすると、多少はショック(ノッキング)が来ますし、エンジン音も「ヴィ〜〜ン」と大きくなりますよね!

しかもドライバーは、まだブレーキを踏んでいなかったりする!

同乗者としては、ちゃんと止まれるのかな?大丈夫かな?と少し心配になります。

そして、フットブレーキを踏む時は、高速エレベーターが徐々に減速するように、減速Gの変化が出ないようスムーズに止まる!

極力フットブレーキを使わない理由は、恐らく、「できるだけスムーズな運転をしたい」「上手に見られたい」あるいは「ブレーキパッドを減らしたくない」かと思います!

しかし現実には、そういう運転は、同乗者にとってはあまりスムーズではありません!

最後に

今回は「エンジンブレーキ」について解説しました!

いかがでしたでしょうか?

名前は聞いたことあるけど詳しくは知らなかったという方が多いのではないでしょうか?

日頃から、フットブレーキと併用することによって少しの燃費向上と、ブレーキ部品への負担軽減になることがわかったと思います!

皆様もぜひ、使用してみてください!

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